~아 / ~야 [~ア] / [~ヤ] 人や生物を呼ぶ時に付ける助詞
韓国語 | ~아 / ~야 |
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意味 | 人や生物を呼ぶ時に付ける助詞 |
読み方 | [~ア] / [~ヤ] |
使い方
- ~아[~ア]
- パッチムで終わる名前や名詞 + ~아
- ~야[~ヤ]
- パッチムで終わらない名前や名詞 + ~야
日本語の「〜ちゃん」とは違いますが、親しみを持って相手を呼ぶ時につけることが多いのでニュアンス的には似てるかもしれません。
タメ語で話す相手や目下に使うのですが、呼び名なら何でもつけていいわけではありません。
例文
- 철수야[チョルス]
- チョルス
- 정국아[チョングガ]
- チョングク
- 친구야[チングヤ]
- 友よ
- 언니야[オンニヤ]
- お姉ちゃん
名前の時は「チョルス〜」とか「チョングク!」って書いたほうがわかりやすいですかね。
「친구」や「언니」の場合は、わざと親しみを表すために「아/야」をつけることがあります。
または、「自分の友達」「自分とは姉妹関係」というのを強調した言い方をする時にも使います。
ニュアンスの話ですが
「친구야」と呼ぶことで、「君を友達として」や「私は君の友達なんだ」ってことを強調してる感じです。
私は普段は「언니」と呼んでるのに、わざと「언니야」と呼ぶ時があります。頼みごとをしたり、質問したりする前ぶりとして「언니야」と言うことが多い気がします(笑
もう一つ見てみましょう♪
「엄마야!」
あれ?年上にもつけて呼んでいいの?
いいえ、基本は年上や目上の人をこうやって呼ぶことはありません。
ただ、「엄마」だけは特別です。上で説明した親しみを込めて・ふざけてる時の呼び方で本当にお母さんを呼ぶことはあります。もしこういう呼び方をするとしても常時ではないですし、お母さんと友達みたいにタメ語で話す関係である人が多いと思います。
どちらかというと、驚いた時に「オンマヤ!」って言います。呼んでるわけではないんです。びっくりしてるんです。
日本語ではこういう言葉がないのかなと考えて見ましたが、「あ!」とか「うお〜っ!」しか思い浮かびません。
イタリア語を勉強してる時に見た「Mamma Mia!」という言葉を見て思いました。あ、韓国語の「엄마야!」と同じだなって(笑
- 엄마야[オンマヤ]
- なんと!
うお!
あ!びっくりした!
「~아 / ~야」が使われてる表現解説を見る
![韓国語で表現 거북아 [コブガ] 亀よ、亀ちゃん 歌詞で勉強](https://marisha39.com/wp-content/uploads/gubooga-180x135.png)
「~아 / ~야」の使い方例
- 거북 > 거북아
- 기린 > 기린아
- 남편 > 남편아
- 누구 > 누구야 [ヌグヤ]誰なの誰だ
- 누나 > 누나야 [ヌナヤ]
- 딸 > 딸아
- 멍청이 > 멍청아 [モンチョンア]ばかちゃん=おばかさん(相手を‘ばか’と呼ぶ時)
- 바보 > 바보야 [パボヤ]おバカさん
- 사람 > 사람아
- 사랑 > 사랑아 [サランア]愛よ恋よ(愛する人・恋しい人を呼ぶ)
- 아기 > 아가 / 아기야
- 아들 > 아들아 [アドゥラ]息子息子よ
- 아이 > 아이야
- 언니 > 언니야
- 여우 > 여우야 [ヨウヤ]キツネきつねちゃん女狐
- 오빠 > 오빠야 [オッパヤ]お兄ちゃん(親しく呼ぶ時)
- 원숭이 > 원숭아 [ウォンスゥンア]猿よ(呼ぶ時)
- 자기 > 자기야 [チャギヤ]あなた(呼ぶ時)
- 친구 > 친구야 [チングヤ]
- 태양 > 태양아 [テヤンア]太陽よ
- 토끼 > 토끼야