韓国語のㅅ変則活用とは?シオッ変則をマスターしよう!
ㅅ変則活用とは?
ㅅ変則活用とは、語幹が「ㅂ(시옷/シオッ)」パッチムで終わる動詞・形容詞の場合、そのパッチ無の【ㅅ】を取ってしまう活用形式を【ㅅ変則】と呼びます。
形容詞の場合は「낫다」が唯一のㅅ変則活用になるそうです。
母音で始まる語尾と合体する際に【ㅅ】パッチムが消えると理解しておくと簡単です♪
形容詞では「낫다」だけがㅅ変則活用となっていますが、「낫다」は動詞でもあります。
この「낫다」を使って変則の仕方を見てみましょう♪
母音で始まる語尾として代表的な「~아 / ~어」での活用を見てみましょう。
ㅅ変則活用法
「낫다」の語幹「낫」までを残して、「아/어」活用を作ります。
ㄴ | ㅏ | ㄷ | ㅏ | ⇒ | ㄴ | ㅏ | ㅇ | ㅏ |
ㅅ |
語幹の最後の文字が「ㅅ(시옷/シオッ)」パッチムの場合は、パッチムの【ㅅ】を捨てます。
「낫」は「나」になり、そこに【아】を追加します。
ㅅ変則活用は、これだけです!
※注意点としては、最後に追加した母音を縮約しないで「나아」のままです。「나」になることはありません。
この場合の発音は「ナア」というよりは、日本語での「ナー」のように長音処理すると自然です。
「나아요」は「ナーヨ」、「나았어요」は「ナーッソヨ」のように発音します。
他の語尾とも組み合わせてみましょう!
ㅅ変則活用の例
【ㅅ変則】が適用されるのは、母音で始まる語尾の時のみです。
例文
- 짓다 + ~았어요 / ~었어요
지 + ~었어요 - ⇒ 집을 지었어요.[チブル チオッソヨ]
家を建てました。
- 붓다 + ~려고 / ~으려고
부 + ~으려고 - ⇒ 은행에 적금을 부으려고요.[ウンヘンエ チョックムル プウリョゴヨ]
銀行に積み立てを入れようと思います。
ㅅ正則単語一覧
ㅅ変則が適用されない単語は「벗다」「뺏다」「솟다」「씻다」「웃다」などがあります。