韓国語の「또」と「다시」を使い分けよう
韓国語「또」と「다시」の意味
日本語の「また」を意味する韓国語「또」と「다시」の使い分け方についてご説明します。
「또」は「また、再び、さらに」を、
「다시」は「また、もう一度、再び」を意味します。
では、実践!
よく使うフレーズを例文に、見てみましょう。
例文①「また来ます」
- 또 올게요.[ット オルケヨ]
- また来ます。
- 다시 올게요.[タシ オルケヨ]
- また来ます。
日本語に訳すと、両方「また来ます」になりますが、
「또」は「反復」を意味してるため、「また来ます」の他に「次も来ます」とも訳せます。
「다시」は「改めて」を表す「また」です。そのため、「また来ます」の他には「改めて来ます」や「もう一度来ます」と訳すことができます。
シチュエーションで例えると下記のように使い分けます。
レストランへ行ったけど満席で入れなくて「あとまた来ます」と店員に言うとしたら
- 이따가 다시 올게요.[イッタガ タシ オルケヨ]
- あとでまた来ます。
「美味しかったです。また来ますね。」と言う時は
- 다음에 또 올게요.[タウメ ット オルケヨ]
- 今度また来ますね。
今度は반말(パンマル)で例文を作って見ました。
例文②パンマル
- 또 할 거야.[ット ハルコヤ]
- またするよ
- 다시 할 거야.[タシ ハルコヤ]
- やり直すよ
まず「할 거야」は「するよ」「すると思う」「するつもり」など、推測や予測または意思を表しています。
フレーズに少し内容を付加して、もう一度考えてみましょう。
「나 또 발음 연습할 거야」「私また発音の練習するよ」
おぉ、今までも練習してたけど、また練習するんだな、ってことがわかります。
「나 다시 발음 연습할 거야」だと?「私改めて発音練習するつもりなの」
もう一つ!
「나 발음 연습 다시 할 거야」
「다시」の位置が変わったこちらのフレーズを訳してみましょう
「私発音練習やり直すの」
「다시」は文脈によって、「また、改めて」と訳すべきか、「〜し直す」と理解すべきかが変わってくるということを、知って置きましょう♪
音声も用意しましたので聞いてみてください。
例文③語順で異なるニュアンス
- 나 또 발음 연습할 거야.[ナ ット パルムニョンスパルッコヤ]
- 私また発音の練習するよ。
- 나 다시 발음 연습할 거야.[ナ タシ パルムニョンスパルッコヤ]
- 私改めて発音練習するつもりなの。
- 나 발음 연습 다시 할 거야.[ナ パルムニョンスプ タシ ハルッコヤ]
- 私発音練習やり直すの。
次は「또 한번」と「다시 한번」、どちらも「もう一度」を意味します。
例文④「한번」と組み合わせて
- 또 한번[ットハンボン]
- もう一度
- 다시 한번[タシハンボン]
- もう一度
例えば、聞き取れなかった時に「もう一度言ってもらえますか?」と言う時に「또 한번」と「다시 한번」のどちらを使うと思いますか?
*
*
*
答えは「다시 한번 말해주실래요?」
「다시 한번」を使います。
なぜなら、聞き取れなかったので聞き取れるように‘改めて’言って欲しいからです。
- 다시 한번 말해주실래요?[タシハンボン マレジュシルレヨ]
- もう一度言ってもらえますか?
では「또 한번 말해주실래요?」を使う時はどんな時でしょう?
すでに一度聞いた話やことだけど、もう一度言って欲しいな〜と思ったら「또 한번 말해주실래요?」
そう、すでに自分が経験してること、もしくは相手が経験していてそれを自分でも認識してる時?など
「繰り返してもう一度」の時は「또 한번」を使います。
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※公開済みの単語のみ載せています。その他の単語も順次アップしていきたいと思います。