「年を取る」を意味する韓国語表現★나이를 먹다 / 나이가 들다 / 연세 / 잡수다 / 드시다
- 나이를 먹다[ナイルル モクタ]
- 年を取る
「나이를 먹다」直訳すると「年を食べる」です。
似た表現が日本語にもありますよね、「年を食う」。
個人的に「年を食う」という日本語はラフな言い方だなと思うんですが、韓国語の「나이를 먹다」はそこまでラフではありません。
確かに目上の人に「나이를 먹다」は使いませんが、「年を取る」と同じ感覚で使うんです。
強いて「年を食う」を韓国語に表現したいのでしたら「나이를 처먹다」のほうが近いと思います。
韓国語と日本語を合わせ、ラフさ加減で並べ替えて見ましょう。
나이를 먹다 < 年を食う < 나이를 처먹다
気をつけて欲しいのは「처먹다」はスラング?のように使う表現で、乱暴な言い方になります。「처~」という表現は今度やりたいと思います。
例文1-1
- 한국에서는 새해가 되면 나이를 한 살 먹어요.[ハングゲソヌン セヘガドェミョン ナイルル ハンサル モゴヨ]
- 韓国では新年になると年を一つとります。
- 빨리 나이 먹고 싶었던 건 10대일 때뿐이었어요.[ッパルリ ナイ モッコ シポットンゴン シプッテイルッテップニヨッソヨ]
- はやく年を取りたかったのは10代の時だけでした。
例文1-2
- A. 둘이 동갑이야?[トゥリ トンガビヤ]
- 二人タメ年なの?
- B. 아뇨, 제가 한 살 더 위예요.[アニョ チェガ ハンサル ト ウィエヨ]
- いえ、私が一つ上です。
- B. 아뇨, 제가 한 살 더 먹었어요.[アニョ チェガ ハンサル ト モゴッソヨ]
- いえ、私が一つ上です。
「나이를 먹다」を目上に言う場合は、「연세를 잡수다」を使います。これまた直訳すると「お年をお食べになる」「お年を召し上がる」で、面白い表現になり、「お年を取られる」という意味で使われます。
- 연세를 잡수다[ヨンセルル チャプスダ]
- ‘年を取る’の丁寧な表現
=お年を取られる
「연세」は「나이」の敬語で「お年」を意味します。
「잡수다」は「お食べになる」「召し上がる」です。
「연세를 잡수다」以外に、「연세를 잡수시다」とも言います。
- 연세를 잡수시다[ヨンセルル チャプスシダ]
- =연세를 잡수다(‘年を取る’の丁寧な表現)
=お年を取られる
잡수다 + ~시다 = 잡수시다
「잡수다」自体が「먹다」の丁寧語ですが、目上の人に「잡수다」を使う場合:自然と「~시다」を追加した「잡수시다」を使うようになります。
次は「나이가 들다」です。
- 나이가 들다[ナイガ トゥルダ]
- 年を取る、年が寄る、老ける
これこそ「年を取る」以外、訳し用がないかもです。プラス「年を寄る」や「老ける」とも訳せます。
そのため、「お年寄り」のことは「나이 먹은 분=年を食べた方」ではなく「나이 든 분」「나이 드신 분」と言います。
これまた目上の方に直接話す時はなんと表現すればいいか?
「연세가 드시다」「연세를 드시다」=「年を取られる」
「드시다」は、「잡수다」と似ていて、「食べる」の意味として「お食事、どうぞ」=「식사 드세요」のように使うこともできます。
「드시다」も「잡수시다」と同様、「들다 + ~시다」の形です。
例文
- 나이가 들면 어린애가 된대요.[ナイガ トゥルミョン オリネガ トェンデヨ]
- (直訳)年を取ると子供になるそうです。
=年を取ると子供に逆戻りするそうです。
- 모르는 사이에 연세 많이 드셨네요.[モルヌンサイエ ヨンセ マニ トゥションネヨ]
- (直訳)知らぬうちにお年をたくさん取られたんですね。
(意訳)いつの間にかこんなに老けちゃったなんて。
- 연세가 꽤 드신 분인데 엄청 건강하세요.[ヨンセガ ッコェ トゥシン プニンデ オムチョン コンガンハセヨ]
- かなりの年配の方ですが、すごく健康ですよ。
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