韓国語【네】[ネ] ‘너(君)’と‘넷(数字4)’の活用、“はい” = 예
韓国語の単語「네(ネ)」を勉強しましょう。韓国語勉強をしてる方には必須とも言える是非覚えておきたい単語です。音声付きなので、聞いてネイティブ発音を練習してみてください♪
韓国語「네」とは?意味は、
「너의」が短くなった言葉、
「너」の後に「~가」または「~에게」が付く時の活用:「네가」「네게」、
「四つの、4(よん・し)= 넷」の活用時の「네」、
「答える時、“はい” = 예」など、地味にたくさんあります( ̄ー ̄;
ハングルの読み方は[ネ]です。
韓国語勉強に役立つ「네」を活用した音声付き例文フレーズを用意してますので、韓国人っぽい表現を学んで行きましょう。
「네」の基本情報
韓国語ハングル | 네韓国語の発音を聞く |
---|---|
ハングルのフリガナ | [ネ] |
意味 | ‘너의’が短くなった言葉 ‘너’の後に‘~가’または‘~에게’が付く時の活用:너가⇒네가、너에게⇒네게 四つの、4(よん・し)= 넷 答える時、“はい” = 예 |
人称代名詞の「너」の活用:「네」
- 네[ネ]
- 너의 = 네
君の
- 네게[ネゲ]
- 너에게 = 너에게
君に
- 네가[ネガ]
- 君が
「君が」と言う時だけ、「너가」と言うと間違いになります。でも、言う人いますよ(笑
「네가」と「내가=私が」って発音がすごく似ているというか、ちゃんと聞き分けられる人いるのか?ってくらい同じです。
もちろん、厳密に発音するとネイティブだと「네」「내」の違いに気づく人もいると思います。前は私も違う音としてとらえていましたが、今となっちゃ「私が?君が?どっち?!」ってなっちゃいます(笑
このわかりにくさでネイティブが「네가」の代わりによく使うのは「너가」でもない「니가」です。
もしかしたらですが、「너가」は指摘されても仕方ないと思える‘間違った韓国語’になるし、でも「네가」と言うのは非効率すぎる。そこでどこかの地方では「네가」を「니가」と言う・・・その言葉がどんどん首都にも広がった・・・とか?と勝手な妄想ですが(笑
こういう妄想以外の理由はわかりませんが、会話では必ずと言っていいほど「니가」と言います。
書く時は?というと、ペンで書く時ってどうしても自分の思う言葉を話すつもりで書いちゃう傾向にあるからか、「니가」って書いてしまうことも多かったと思います。
でも今はキーボードを打てばいいですからね。スマホなんかは私より正しいハングルに置換してくれたりするので‘띄어쓰기’(文字間のスペース空け)さえちゃんとしていれば、勝手にきれいなハングルを選んでくれることも多くなりました。
「네」と似たもので「제」があります。
数字「넷」の活用:「네」
- 네 가지[ネガジ]
- 四通り、4種類
- 네 종류[ネジョンニュ]
- 4種類
- 네다섯[ネダソッ]
- 四つか五つ、4・5
- 네거리[ネゴリ]
- 十字路、四つ角、交差点
「넷」は、後に依存名詞が来る場合、基本「네」に変わります。発音をしやすくするためだと思います。
「네 가지」を「넷 가지」と言うと「네까짓=お前ごとき」に聞こえてしまうかもだし、
「넷 다섯」と言うと「4!5!」って数字を数える時みたいに聞こえますね(笑
ちなみに「네거리」は「사거리」とも言います。
答える時「はい」の「네」
次は、答える時の「はい」を意味する「네」です。
「네」のほかにも「예」がありますよね。同じく「はい」という意味です。
例文を見てみましょう。
- 네, 알겠습니다.[ネ アルゲッスムニダ]
- はい、わかりました。
- 네, 제가 윤미영입니다.[ネ チェガ ユンミヨンイムニダ]
- はい、私がユン・ミヨンです。
「네」と「예」を使い分ける
どっちも同じ「はい」だから使い分けなんてしなくても良さそうですが、強いて言うならば「네」のほうがフランクです。
仕事だとか、距離がある人、目上の人、年配の方、または軍隊では上官に対しても「네」より「예」を使ってるように見えます。
ネイティブみたいに使い分けをしっかりしたいんだ!って方は、上記のような人たちに使ってみましょう。
これを真似してついやりすぎてイントネーションがおかしくなってるのが私の友達(笑)あまり上げ下げせずに、伸ばしすぎずでいいと思います(*^-^*)
また別の見方で少し付け加えると、「예」って「はい」のほかに答える時に「ええ」ってのに似てます。
そう、使いすぎるとちょっと年配っぽいというか、かしこまりすぎてる感じがするというか・・・私は元気よく言う「네」のほうが好きです(笑
チャットとかだと「네」に勢いをつけて「넵」と言ったり書くこともあります。